Monthly Archives: October 2010

MacPortsのインストール手順

MacPortsは、パッケージ管理ソフトで、Unix(FreeBSD)のportsを、 MacOSXでも実現できるコマンドラインツール。 これを利用することで、簡単にパッケージの導入が可能になる。 RedHat系でいえばyum。Debian系ならapt-getといったところ。 具体的には、先日書いたGitやVimなどのソフトウェアを簡単にインストールできる。 このMacPortsのインストール手順は下記の通り。 1) MacPortsをダウンロード http://distfiles.macports.org/MacPorts/ 上記から今回は、MacPorts-1.9.1-10.6-SnowLeopard.dmgをダウンロード。 2) pkgインストール dmg内のpkgを実行して、GUIウィザードに従いインストールする。 3) 環境変数の追加 MacPortsは、/opt/local配下にインストールされる。 従って、下記のように、/opt/localにパスを通し、portコマンドを利用できるようにしておく。 $ export PATH=/opt/local/bin:/opt/local/sbin/:$PATH $ export MANPATH=/opt/local/man:$MANPATH $ cat ~/.bash_profile   ・・・確認 4) MacPortsのアップデート 最後に、MacPorts本体を最新版に、それからソフトウェア一覧も更新しておく。 $ sudo port -d selfupdate $ sudo port -d sync これにて、portコマンドにて様々なソフトウェアがインストールできるようになる。

Posted in programming | Tagged , , , , | Leave a comment

Putty秘密鍵(ppk)をMacで使う

ちょっとタイトルは語弊があるかもしれないが… (ppkそのままでは使えないので、変換する必要ありというお話)   Putty秘密鍵(*.ppk)を使ってMacのターミナルからSSH接続したい。 といった場合、予め、Putty(puttygen)でOpenSSH形式に変換する必要がある。   単純に、Windowsから秘密鍵(*.ppk)を持ってきてSSHコマンド叩くと、 以下のようなエラーになってしまう。 $ ssh -i ~/.ssh/test.ppk user@192.168.100.1 -p22 Permission denied (publickey).   これは、Puttyの秘密鍵はOpenSSH式でない為。 従って、puttygenを使って、OpenSSH式の秘密鍵に変換する。 変換方法は、puttygenを起動し、下記手順で変換出力できる。    1) “load”からputty秘密鍵(*.ppk)を読込み  2) “Conversions” -> “Export Open SSH Key” を選択  3) “test.key”等のファイル名で保存   ここで生成したOpenSSH鍵をMacに持ってきて、パーミッション変更。 $chmod 600 ~/.ssh/test.key あとは、SSHコマンドを叩けば、うまく接続できる。

Posted in server | Tagged , , , | Leave a comment

特定URLへ検索botのアクセスを制限する

検索ロボットに巡回させたくないURLがある場合、robots.txtを設置する方法がある。 ただ、robots.txtを無視してアクセスする検索ロボットも少なくない。 確実に拒否するならば、Apache設定ファイルにてdeny指定したほうがよい。 事の発端は、wordpress pluginで自動多言語化(15言語程度)した際に、 検索ロボットが、各言語化した場所(URL)までクロールするため、 サーバにかなりの負荷がかかってしまっていた。 多言語化されたURL(巡回拒否したいURL)は下記の通り。 ex1. http://example.jp/abc/en/*****/ ex2. http://example.jp/abc/de/*****/ http://example.jp/abc//*****/といった形式のため、 LocationMatch で正規表現にてマッチさせる。 $ vi /etc/httpd/conf.d/httpd.conf #UAから検索bot判定する / no_log=ログに残さない SetEnvIf User-Agent "^Baiduspider" no_log bots SetEnvIf User-Agent "^BasicHTTP" no_log bots SetEnvIf User-Agent "^Bookmark" no_log bots SetEnvIf User-Agent "^Gigabot" no_log … Continue reading

Posted in server | Tagged , , | Leave a comment

Git導入(CentOS5-MacOSX)

バージョン管理といえばSubversionだけど、最近では分散型のGitが人気だったり。 Gitを使うならGitHubを使うのもよいが、無料且つクローズドなバージョン管理をするなら、 サーバにGitをインストールするのもいい。yumで一発インストールできるので手軽。 CentOSとMacでGitを利用するまでまとめてみる。 MacOSX10.6へ Gitインストール/設定 ※要macports mac% sudo port install git-core +svn mac% git config –global user.name "ijo" mac% git config –global user.email abc@ijo.cc mac% git config -l CentOS5.5(64bit)へ Gitインストール/設定 # yum install git # yum install git-daemon –enablerepo=rpmforge … Continue reading

Posted in server | Tagged , , , , , , , , | 1 Comment

(Postfix) Sフラグでメールが詰まる.

postfix正常動作中、mailqも”Mail queue is empty”な状態で、 サーバからメールが受信できない症状が発生。 $ mailq Mail queue is empty $ ll /home/ijouser/Maildir/cur/ total 6308 -rw——- 1 ijouser ijouser 3696 Jul 14 11:33 1279074839.V302I80001M709989.sv100.example.com:2,S -rw——- 1 ijouser ijouser 81540 Jul 14 12:05 1279076747.V302I80002M649647.sv100.example.com:2, -rw——- 1 ijouser ijouser 9016 Jul … Continue reading

Posted in server | Tagged , , , | Leave a comment

Maildirの仕様について

Unix系OSでメールサーバをたてる場合、Postfix,Sendmail,qmailを採用することが多い。 そして大抵、受信メール格納には、Maildirを利用する。 そもそも、このMaildirとはなにか? メールはどんな風にしてMaildirに格納されるのか? ほんの少しだけ紐解いてみる。 Maildirとは Wikipediaの概要から要点だけ抜き出すと… ・Maildirは、広く使われている電子メール格納フォーマットの一種 ・個々のメッセージは個別のファイルとして一意な名前付きで保持 ・Maildirサブディレクトリとして tmp、new、cur がある。 @Wikipedia Maildirサブディレクトリと配送 受信メールは下記ディレクトリに状態に応じて振分けされる。 未読メール  /home//Maildir/new 既読メール  /home//Maildir/cur 配送中メール /home//Maildir/tmp ・tmp→new→curの順でメールデータが移動する。 ・メールクライアント(Outlook等)で、メール受信した際の挙動は、  「サーバにメールを残す」設定した場合、new→curに格納  そうでない場合は、newから削除 個別メールのファイル名 testユーザーのcurを一覧表示してみると下記のようになっている。 # ll /home/test/Maildir/cur/ -rw——- 1 test test 3696 Jul 14 11:33 1279074839.V302I80001M709989.test.example.com:2,S -rw——- 1 … Continue reading

Posted in server | Tagged , , , , , | Leave a comment